りんと一緒

潰瘍性大腸炎と躁鬱(?)と共存しているアラフォー。心の支えはチワワのりんです。

村上春樹に池波正太郎と食

村上春樹は発症した当初絶食中に読んでいるとドーナツやらスパゲッティにピザやらの美味しそうな描写があって、読むのが大変でした。退院してから食べました。
数年前から池波正太郎の剣客商売や梅安シリーズを読むようになって、さらに食の描写にうなっている私です。なんかもうとにかく鍋を火にかけたくなりますね、何か煮なければ!ってこれ読んでると。今夜中なんですが思い出すとご飯食べたくなります。
剣客商売のレシピに倣って冬になるのであたたかい料理を作りましょう。
入院中は絶食かもしくは低残渣食なので毎回つまらないです。まあごはんが点滴よりかはおかゆでも出るだけましですが…… 先日皮膚科に入院したのですが普通の食事(メニューが選択できる)を期待していったら、皮膚科の先生が気を使ってくださってちゃんと低残渣食がでてきました。残念でした。
私は潰瘍性大腸炎になったばかりの頃、今思うと不思議なぐらい泣いてる時期があったのですが、それも「もう〇〇が食べられない」っていうことで泣いていました(恥)今は特に制限なく何でも食べれていますので過去の自分に大丈夫よって言ってあげたいです。
この病気になってくいしんぼうがひどくなったかもしれません。
美味しい文章を書かれる人の文章を読んでも腹は満たされないのが悲しい。

上がり下がり

私の上がり下がりで今問題になっているのは体重です。
潰瘍性大腸炎の方は体重が落ちて困る方が多いと思うのですが、現在ほぼ寛かい状態の私は特に食べて困るものもないので、食欲の秋を満喫しており体重が増加の一途をたどっています。うつっぽいのとお腹の調子の悪い時が重なると体重はもちろん落ちますし、躁状態でも食べずにうろうろするので痩せます。
ベスト体重からプラスマイナス10数キロぐらいは体調で変動しますが、今はベスト体重から5キロぐらい増えています。怖いです。
しかし、周りの家族や医者、薬剤師さんたちは「今ぐらいでちょうどいい」と言い、痩せたいとつぶやく私には小さなダメージです。
まあ実際にげっそりして骨皮なときよりかはちょっとぐらい太っているほうが健康的なんでしょうね。
体重が増えて悩むなんて発症時には考えられないことでした。随分ぜいたくになったものですね。

いうか言わないか

潰瘍性大腸炎が原因で過去に仕事を辞めさせられたことが一度あります。最近ではオープンで職探しをして、非常にいい感じに面接を受けた後でやっぱり病気がねえと断られたりもしました。

主治医には病気のことは絶対に言ったほうがいいと言われていますが、いろいろ考えると言わないほうが良さそうですね。

今現在、私は配慮が欲しいわけではないので言わなくてもいいのですが、それでも後で分かるのも何だか気まずいですよね。どっちがいいのかな。

病気しながら働いてる方を本当にすごいと思います。私も頑張りたいです。