りんと一緒

潰瘍性大腸炎と躁鬱(?)と共存しているアラフォー。心の支えはチワワのりんです。

躁の私

躁転していろいろやらかしたくみです。こんにちは。
潰瘍性大腸炎の方で鬱っぽいかたはたくさん見えると思いますが、もしかして躁……?と心配されているかたがいたら参考にしていただきたく思いまして、躁の私の話を書かせてもらいます。


創作意欲がスパーク
五年ほど前に躁転(一番ひどかったころ)してたときは、小説書いていました(笑)。
「ネタが湧いてきて仕方ない!!」と叫びながら物語の断片(湧いてくることは湧いてるが、さしてすばらしいものでもない)を一所懸命書き出して、同時進行で3、4本ぐらいきれぎれの断片を書いていました。ひとつだけ原稿用紙にして1000枚超えの作品(といえるのかどうか)が出来上がりましたが、あとは短編かアイディアの破片みたいなものを書きなぐったものばかりでした。
これがなんでおかしいかというと、躁転するまで私は小説なぞ書いたことがなかったからです。本読むのは好きだけど書くのは別ものと思っていたので、書きたいと思ったことがなかったのです。しかし、ある時期変に高揚した私は「ペンで飯食えるかも」、「この作品は賞が狙えるはず」、「この作品は大事すぎて誰にも見せられない(謎)」等発言をして、通常時の私とはだいぶずれた人になりました。
この躁は一年近く鬱を交えながら続きました。気持ちに体がついて行かなくて非常に苦しかったのと他方異常な高ぶりで楽しくて仕方ないのが同居していました。


こだわりが止まらない(収集癖)・お金使いが荒くなる
これは経済観念の話になりますが、躁のときは危険です。お金使います。しらふに戻るとびっくりするほどどうでもいいことに真剣にお金使います。私はもともと収集癖があるので、この躁の発動時はコレクションが充実していき、お財布が細くなっていきました。
なんのコレクションかは……言えません。


派手になる
原色の服、特に赤が大好きなのでよく着ていました。通常モードの今は着れませんが、真っ赤なスキニーや年甲斐もない真っ赤なリュックが躁の名残で残っています。
化粧も派手になります。精神科の先生がカルテに「今日は化粧が違う」と書き込んでいるのを見てしまいました。
露出が高くなる
一時期病気で痩せていたのを、スタイルがよくなったと痛い勘違いし、背中の空いたトップスを着たり、似合わないのにミニスカート等を着用しておりました。


変に人なつっこくなる・喧嘩早くなる
友達が増えることもありますが、躁の時期に友だちをなくすことも多いです。まあ鬱がひどくても理解できない友達からさよならされたりってこともありましたが……


躁のときは命を燃やしたエネルギーが炸裂するので、他にもいろいろやらかしたのですが、今日は私にとっての代表だけ明記しました。


鬱っぽいけど気分にむらがあるとか、気分が高揚しすぎて苦しい、または楽しすぎる方がみえたら早めに病院にいってくださいね。早く病気に気付くほうが社会的信頼を失わずに済みますよ、本当に。